あなたは
なにか実現したいけど、よく先延ばしにしてしまう。
自分はダメなやつだ。
こういう風に自分を責めることってありませんか？
それは本当にあなたのせいでしょうか？
実は違います。
この記事では、「やる気に頼らずすぐやる人になる37のコツ」という本に
ついて書いていきます。
この本では自分の意志や性格に関わらず、すぐやる人になる方法を紹介しています。
やりたいことがあるけど、すぐ行動できない人にはぜひ読んでほしい本です。
 | やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 科学的に先延ばしをなくす技術 [ 大平 信孝 ] 価格:1,540円 |
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本書の簡単な内容
こちらの本は全５章で成り立っています。
第１章 先延ばしにしないための、とっかかり
第１章は主に先延ばしにしないための、とっかかりについての内容です。
そもそも先延ばしにするのはなぜか？
先延ばしにしないためにはどうしたら良いか？
それらを人間の脳の仕組みを利用して、行動力の源になるスイッチをオンにする。
先延ばしにすることに、その人の意志の弱さや行動力のなさは関係ありません。
これらの内容を踏まえて、すぐやる人になるためのアクションについて紹介しています。
第２章 行動を妨げる日常の要因への対処法
第２章は主に行動を妨げている、日常の要因への対処法についての内容です。
例えば、あなたは今日買いたいものがあります。
しかし、雨が降っていて行くのが億劫になってしまいました。
はたまた、昨日の仕事の疲れが取れず、出かけるのが面倒になりました。
こういった、予想外のトラブルで行動や集中力が妨げられた時に、
どう対処するかについて紹介しています。
第３章 すぐやる人と先延ばしにしてしまう人の、物事の捉え方
第３章は主にすぐやる人と先延ばしにしてしまう人の、物事に対する捉え方についての内容です。
すぐやる人は物事をどう捉えていて、
逆に先延ばしにする人はどういう思考でやらない、動かないのか。
これは性格や能力の問題ではありません。
こういった、行動するための心構えについて紹介しています。
第４章 時間の使い方
第４章は主に時間の使い方についての内容です。
時間は有限です。
行動するためには、時間がないことにははじまりません。
そのために時間の使い方、作業効率化について紹介しています。
時間の使い方や作業効率化と言っても、
何時何分までにここを終わらせて、
分刻みで時間を管理するといった
内容ではないので安心してください。
第５章 夢や目標を達成する方法
第５章は主にこれまでの行動力で、実際に夢や目標を達成する方法についての内容です。
これまでの４章までで培った行動力で、あなたが何をするのか。
あなたの人生を豊かにするために、何を望んで何に挑戦するのか。
それを考えることにより、さらに行動力を上げて、
夢や目標の実現に向けて行動できるようになります。
そういった考え方を３つのステップで紹介しています。
この本には他に、各章ごとにタメになるコラムや付録もあります。
コラムや付録はオマケだと思われることもあると思いますが、
本書は各章にとってとても大事だなと思うことが書いてあります。
実際に手に取って読んでみてください。
メリット デメリット
私が思う本書のメリット、デメリットについて書いていきます。
メリット
１.ポジティブに物事を捉えられる
こちらは第３章の内容です。
すぐ行動できる人は、ポジティブなイメージをうまく使っています。
あなたの物事に対する、ネガティブなイメージをポジティブに変える手助けになると思います。
２.時間の使い方が上手くなる
こちらは第４章の内容です。
行動するために大切な時間の使い方がわかると思います。
あなたが本当に大切に思うことに、時間を使う手助けをしてくれる内容になっています。
３.夢や目標に向き合い一歩踏み出せる
こちらは第５章の内容です。
あなたが今本当は何を望んでいて、
そのためにはどういった行動をしたら良いかの、
道標になってくれるような内容だと思います。
４.もちろんすぐ行動できるようになる
本書で1番重要なポイントである、行動できるようになるか。
私は十分行動できるようになると思います。
本の”科学的に先延ばしをなくす技術”とあるように、
性格や能力に左右されない技術だからです。
デメリット
１.やりたいことがない人には難しいと思います。
しかし、やりたいことを見つけるきっかけにもなると思います。
そもそもやりたいことがなく、
頑張って現状を変えたい、行動を起こしたいと思わない人には
本書を読んでタメになることはあまりないように思います。
しかし、本書はやりたいことを見つけるきっかけを作る内容もあります。
やりたいことを見つけたい方には読んでいただきたいと思います。
２.やりたいことのために、行動できない人にはあまりおすすめできません。
読むだけでなく、読んだことを活用して行動しないとダメ。
本書は読むだけで行動できるようになるような魔法の本ではないと思います。
読んで自分なりに実践しやすいところを１つだけでもやってみないことには、
読んでも「へぇー、そうなんだな。」くらいで終わってしまうと思います。
なので読んだら読みっぱなしにせず、簡単なものだけでも実践することをおすすめします。
私の読んで刺さったポイント
私は本書の”はじめに”に書いてあった
突然ですが、野菜の種や苗を植えていないのに収穫を楽しみにしている人がいたら、あなたはどう思いますか？
やる気に頼らず「すぐやる人」になる３７のコツ
この内容がとても刺さりました。
本書の最初にあったこの質問が、本の内容に関係なく思えてかなり？でした。
ですが、読んでいくうちに確かに自分にも当てはまるし、
こういう風に無意識に考えている人は多いと感じました。
本書をきっかけに、少しでも種を植えられるようにしていきたいと思いました。
まとめ
今回は「やる気に頼らずすぐやる人になる37のコツ」について書いていきました。
私は何かを頑張っていたり、これから変わろうと思う人にピッタリな本だと思います。
行動するきっかけを、この記事から作っていただけたらと思います。
ぜひ、読んでみてください。
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