この記事では、動画編集の案件を受注してから、編集・納品・請求までの一連の流れを、プロの動画編集者目線でわかりやすく解説します。
「動画編集の仕事を始めたけど、正しい進め方が分からない」「修正が多くて大変」「クライアント対応に不安がある」そんな方がそのまま真似できる作業手順としてまとめています。
- 動画編集案件の全体の流れ【最初に全体像を把握】
- 【STEP1】動画編集案件を受注した直後にやること
- 【STEP2】動画編集前の素材確認でチェックすべきポイント
- 【STEP3】編集ルールの確認|マニュアル・トンマナ・連絡方法
- 【STEP4】動画編集前のファイル整理とフォルダ構成
- 【STEP5】シーケンス設定と素材の挿入
- 【STEP6】画角・音量・色調補正(仮調整)
- 【STEP7】カット編集のやり方|無音・ケバ取りの基準
- 【STEP8】テロップ作成の基本ルール
- 【STEP9】演出・効果音・仮アイキャッチの追加
- 【STEP10】画像・図解の挿入ポイント
- 【STEP11】アイキャッチ・ダイジェスト・エンディング作成
- 【STEP12】BGMの選び方と音量調整
- 【STEP13】全体を見ながら最終調整
- 【STEP14】クリックノイズ・細かい音の修正
- 【STEP15】納品前の最終チェックリスト
- 【STEP16】動画の書き出し設定
- 【STEP17】動画の納品方法と注意点
- 【STEP18】納品後の報告方法
- 【STEP19】修正対応の進め方
- 【STEP20】動画編集の請求方法と注意点
- まとめ|動画編集案件は「流れ」を制すれば安定する
動画編集案件の全体の流れ【最初に全体像を把握】
動画編集の仕事は、以下のような流れで進みます。
- 案件受注・条件確認
- 素材・マニュアル確認
- 編集作業
- チェック・書き出し
- 納品・修正対応
- 請求
まずは全体像を理解してから、各工程を詳しく見ていきましょう。
【STEP1】動画編集案件を受注した直後にやること
納期の確認方法|トラブルを防ぐ最重要ポイント
- 初稿納期・最終納期
- 修正回数・修正期限
- 曜日・時間指定の有無
※初稿納期を守ることは大前提ですが、
最終納期を考慮し作業をしていきましょう!
それだけでも重宝される編集者になります。
定時報告・進捗報告のやり方
- 報告頻度(毎日/中間のみ)
- 使用ツール(Chatwork・Slack・Discordなど)
- 報告内容のテンプレ化
※連絡があれば即返信することが大切ですが、
すぐに返信できない場合はリアクションや「何時までに連絡します。」など
一時連絡をするようにしましょう。
【STEP2】動画編集前の素材確認でチェックすべきポイント
- 動画・音声素材はすべて揃っているか
- 音割れ・ノイズ・無音の有無
- 解像度・フレームレート・画角
※ 素材確認不足は修正・トラブルの原因になります。
この時点で疑問点などは質問をしておきましょう。
【STEP3】編集ルールの確認|マニュアル・トンマナ・連絡方法
編集マニュアル・プロジェクト管理の確認
- 編集マニュアルの有無
- プロジェクト管理ツール(Notion・スプレッドシートなど)
- 過去動画の確認
※過去動画は最低でも1本は確認して、
動画の雰囲気は事前に確認しておきましょう!
トンマナ・NG事項・連絡ルール
- フォント・色・演出の雰囲気
- NG表現・禁止演出
- 連絡可能時間・返信スピード
※演者によるテロップの色や動画の演出の仕方、
使用してはいけないことなどを確認しておきましょう!
【STEP4】動画編集前のファイル整理とフォルダ構成
- 素材・プロジェクト・書き出しの整理
- ファイル名ルールの統一
※ファイル整理ができる編集者は、それだけで信頼されます。
【STEP5】シーケンス設定と素材の挿入
- 解像度・FPS・音声設定
- 指定がない場合の判断基準
【STEP6】画角・音量・色調補正(仮調整)
- 画角・ズーム調整
- 音量の基準値設定(大体−6dB)
- 明るさ・色味の一次調整
【STEP7】カット編集のやり方|無音・ケバ取りの基準
- 無音カット
- ケバ(あー・えー)の処理
- 不要な繰り返し表現の削除
※動画のテンポや聞き取りやすさを最優先で判断します。
【STEP8】テロップ作成の基本ルール
- フォント・色・サイズの統一
- 表記揺れの防止(おすすめ/オススメなど)
- 誤字脱字のチェックの徹底
【STEP9】演出・効果音・仮アイキャッチの追加
- 効果音・簡単なアニメーション(エフェクト)
- 仮アイキャッチの挿入
※指定のない限りエフェクトやSEの連続使用はやめましょう!
単調で視聴者が無意識に飽きる動画になってしますため。
【STEP10】画像・図解の挿入ポイント
- 演者に被らない配置(全画面ではない場合)
- 全画面の画像は動きをつけ、画像の見切れや動きを止めない
- 視線誘導を意識
※動画のイメージに合わせ、画像やイラストを使用する。
画像はターゲットの視聴者、世代に合わせた画像選択をしましょう!
【STEP11】アイキャッチ・ダイジェスト・エンディング作成
- アイキャッチ
- ダイジェスト構成
- エンディング・CTA
※アイキャッチに文言がある場合は簡潔に一目でわかるようにする。
ダイジェストは動画内の目を引く、
動画を見たくなるようなシーンを使いましょう!
【STEP12】BGMの選び方と音量調整
- 声を邪魔しないBGM
- シーンに合った雰囲気
※音量は一定になるようにしましょう!
【STEP13】全体を見ながら最終調整
- 画角・音量・色味の微調整
- 通し視聴で違和感チェック
※過去動画も参考にしながら、チェックしましょう!
【STEP14】クリックノイズ・細かい音の修正
- 波形確認(極端に音量の大きい箇所や小さい箇所は調整しましょう)
- ノイズ除去の注意点
※クリックノイズの調整は最後にしたほうがいいです!
フレームズレの原因になるので
【STEP15】納品前の最終チェックリスト
- 誤字脱字・表記揺れ
- テロップ・演出抜け
- 画面被り・クリックノイズ
※画面の見切れ、演出の途中停止、フレームズレなど、
自分がミスしやすいことは念入りにチェックしましょう!
【STEP16】動画の書き出し設定
- 指定形式・容量
- ファイル名ルール
【STEP17】動画の納品方法と注意点
- ギガファイル便・Frame.ioなど
- 期限前納品の重要性
- 目次や確認してほしいこと
※早く提出するのは大事ですが、クオリティが落ちないようにしましょう!
【STEP18】納品後の報告方法
- 納品報告
- 確認依頼の仕方
【STEP19】修正対応の進め方
- 修正内容の整理
- 回数・範囲の確認
※修正箇所は修正した正しい時間で提出しましょう。
【STEP20】動画編集の請求方法と注意点
- 請求タイミング
- 請求書の書き方
- 支払い期限の確認
まとめ|動画編集案件は「流れ」を制すれば安定する
動画編集の仕事は、編集スキルだけでなく進行管理・報告・確認力が重要です。
この流れをテンプレ化すれば、
- 修正が減る
- クライアントからの信頼が上がる
- 単価アップにつながる
ぜひ、あなたの動画編集マニュアルとして活用してください。

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